梅雨に思うこと

早や6月も半ばを過ぎた。例年通り、この時期は梅雨の晴れ間を縫って、草取りと剪定作業に奮闘する。梅雨が明ければ間違いなく長く厳しい夏、猛暑がやって来る。

今年は10年以上も務めていたパソコン教室の講師を辞めたので、少しは時間的な余裕も出来た。それでも剪定作業だけは、梅雨明けまでに一通りのローテーションを粉さなければと言う思いがあって、何か急かされる気持ちになることは否めない。

今より5~10年も若かった頃は、雨さえ降らなければ体力に任せて連日出来た。

現在はせいぜい週2、3日が限界。それでも腰がキリキリと悲鳴を上げる。いずれ労力の軽い庭木だけは自分でやって、3メートルを超える大木はプロに頼まなければならない日も来るだろう。

だが、春先から好き勝手に枝葉を伸ばし、メタボな姿になった庭木を一本一本剪定してスッキリさせる爽快感は、腰の痛みなど忘れさせてくれる。

「いつまでやれるか解らないが、自分で出来るうちはやろう」「自分はまだ若いんだ」

そんな思いを今年もまた実感している。