柿の収穫


はや10月も終わりに近づき、朝晩はめっきり冷え込んで来た。それでも日中は澄んだ秋空とたっぷりの陽射しの恩恵を受け、まさに秋本番という感じの毎日が続く。

去年の大胆な剪定が功を奏したのだろうか?今年は近年になく柿がたわわに実ってくれた。

このままぐずぐずしていると、みんなヒヨドリに食べられてしまいそうだったので、収穫することにした。既にヒヨドリの食べかけた柿がかなりの数あって、中には腐った嫌な匂いがするものもあった。

梯子をかけ一つ一つ剪定ばさみを使って収穫した。こぶし大の柿は固くて重い。落とさないように慎重に籠に入れる。その数は100個ほどはあっただろうか?

とても老夫婦二人だけで食べきれる量ではないが、他人に分け与えられるほど味が良く、見栄えのする柿でもない。一部は皮を剥いて干し柿にしたが、当分我が家の食卓は柿ずくめとなることは間違いないだろう。贅沢な悩みと言われそうだが、せいぜい血糖値には気を付けねばと思う。

収穫が終わると、感謝と来年の収穫への期待も込めて、すぐに剪定を行った。

スッキリした枝間に見えた澄み渡る青空が爽やかだった。