今日、青梅マラソンを走って来ました。
昨年の夏頃から持病の一つである腰痛（腰から右足大腿にかけての筋肉の張り）が悪化、歩くのもびっこを引くようになって、泣く泣くエントリーしていた秋の市民マラソンを２つもキャンセルしました。
１１月中旬のある日、知人から「近くのスーパーのイベントコーナーで『交流磁気治療体験』というのをやっていて腰痛にも効用があるようだから行ってみたら？」と教えられ半信半疑で出かけました。１回２０分の治療を１０日ほど続けると何やら腰回りが軽くなってきたようで何か運命的なもの（？）を感じ、その後も１０日ほど毎日通い続けました。しかし、残念なことにこの体験コーナーは１２月５日で終了してしまいました。
そこで仕方なくというか、思い切ってこの器具を購入し治療を続けた結果、何と今年に入ってジョギングを再開出来るまでに回復しました。整形外科や鍼灸医院に通っても一向に症状は改善せず、一時は４０年以上続けて来たジョギングやゴルフもとうとう年貢の納め時かなと観念しましたが、まさに「交流磁気治療器サマサマ」といった感じです。かなり高額な器具でしたので、ごく稀にこの話題を単なる自慢話と受け止めるひがみ根性旺盛な方もいらっしゃいましたが、それはさておき、これは自分の健康寿命引き伸ばしのための前向きな投資だったと考えています。
この投資によってどのくらい延命するのか定かではありませんが、たとえそれが最悪２，３年の短い期間であったとしても自分にとっては、かけがえのない大切なものを手に入れた気がしています。
冬晴れの抜けるような青空、キリっとした冷気、どういう訳か沿道には梅一輪も咲いていませんでしたが、柔らかな陽射しと心地よい風が何処か遠くない春を感じさせてくれました。
たくさんの地元の方々の温かい応援。ゴール後の選手の笑顔、満足げな表情。すべてはいつも通りでした。
そして今年も青梅路を完走出来たことが、何にも増して言いようのない喜びでした。羽生君ではないけれど右足に感謝です。
今夜は久しぶりに美味しいビールで乾杯します。